今回読み終わった藤沢周平先生の作品は、『よろすや平四郎活人剣』の下巻!
旗本の四男坊(末っ子)、神谷平四郎の浪人生活を描いた作品です。
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よろずや平四郎活人剣 下巻 posted by (C)rekishigasuki
上巻で道場を開くための資金を仲間の明石半太夫に使いこまれた事から、「よろず揉め事仲裁」という商売を始めた平四郎。
離縁話や喧嘩、脅迫してくる盗人との交渉を仲裁することによって口銭を稼ぎ、何とか市中での生活を乗り越えていました。
そんな中、またもや大目付である長兄・神名監物の、政争にも巻き込まれます。
今度は、政敵である鳥居耀蔵との戦いであり、兄の用心棒も務めます。
更には、昔の許嫁・早苗との再会もあり、「恋」に「戦い」に「笑い」に全ての要素が楽しめる作品となっています!
平四郎は、兄を守り抜く事ができるのか?
早苗とはどうなるのか?
道場を持つことができるのか?
読み終わった後に、爽やかな気持ちで本を閉じることができました!
神名平四郎は少しお馬鹿でですけど、とても気持ちの良い主人公で大好きです!
【よろずや平四郎活人剣】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%88%E3%82%8D%E3%81%9A%E3%82%84%E5%B9%B3%E5%9B%9B%E9%83%8E%E6%B4%BB%E4%BA%BA%E5%89%A3